Kikakumeshi

企画でメシを食っていく

ニュース makikomi tsunagari tasukeai

2016.05.16

「企画メシ2016」スタート、初回は「言葉の企画」。


5/7(土)、「企画メシ2016」が開講しました!

初回は、企画メシのモデレーターを務める、
コピーライターの阿部広太郎氏の講義【言葉の企画】。


期待と緊張が入り交じったBUKATSUDOのHALLで、
「企画書とは何か?あなたなりの定義を1つ考えてください」
という提出課題をもとに、早速30名の受講生の自己紹介タイムが始まりました。


企画書とは何か?

「トランポリンのようなもの」である。
「パズル」である。
「アイデアの『トリセツ』」である。
「乗車券」である。
「一本の木」である。
……など、90分に及ぶ30通りのプレゼンで、
今年の「企画メシ」にどんなメンバーが集ったのかをそれぞれが感じ取りました。


後半は、阿部広太郎氏による【言葉の企画】。

自分の居場所をつくろうともがいた中学・高校時代。
「世の中に一体感をつくる仕事がしたい」と広告の世界を目指した学生時代。
人事局からスタートし、どうしてもたどり着きたかったクリエーティブへの異動を実現したものの思うような仕事ができず悩み、自分と向き合い続けた新人時代。
そんな日々を経て、東京コピーライターズクラブ新人賞の受賞から、
自分の思いを起点につくりあげてきたロックバンド「クリープハイプ」の仕事。
数々の印象的な仕事に取り組むその時々で、何を考え、どう動いてきたか。
一見華やかに見える広告の世界の裏で、
阿部さんが自分の「言葉」を生み出してきたプロセスを聞く受講生たちの後ろ姿は、
すでに「何か動き出したい!」という気持ちがあふれているように見えました。



定義を考えるワークショップも実施。
自分なりにモノゴトを定義付け、「相手に伝わるだろうか?」と考えつづける、
「言葉の企画」の核を学んだ濃密な3時間の講義でした。


終了後は、全員で懇親会「アフター企画メシ」へ。
YSC SPACE&CAFEのケバブロールやスープを片手に、
この一晩でだいぶ打ち解けてきた受講生同士、
賑やかな会話が随所で生まれていました。


次回以降は、ゲスト講師をお招きしての講義と課題に取り組んでいきます。


「これから何をして生きていきますか?」
「これからどんな世の中をつくりたいですか?」


半年間をかけて、「企画でメシを食っていく2016」は考え続けます。


次回は、クリープハイプの尾崎世界観さんによる「音楽の企画」です。



写真:八木伸司
フォトプロデューサー:片岡圭史
Web協力:KNAP
デリバリーサービス:NEW PORT