Kikakumeshi

企画でメシを食っていく

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2018.07.25

「企画メシ 2018」スタート!初回は「言葉の企画」


5/5(土)「企画でメシを食って行く2018」が開講しました!

初回は、企画メシのモデレーターを務める、
コピーライターの阿部広太郎さんによる【言葉の企画】。


ワクワクとドキドキが入り混じったBUKATSUDOのホールで
「企画書とは何か?あなたの定義を1つ考えてください。」
という事前課題をもとに、企画生30名+インターン生2名が
一人ずつ前に出てきて、2分間の自己紹介をしました。


「企画書」とは何か?&自己紹介


自分にとって「企画書」とは…


「きびだんご」である。
「パーティーの招待状」である。
「宛名のある数式」である。
「6割完成したディズニーランド」である。
「約束と約束の架け橋」である。


などなど、32人それぞれの考える「企画書」と「自分」を紹介。
最初は緊張気味だった企画生も、
だんだんと笑いが起き、和やかな雰囲気に。
熱くなりつい長くなってしまう企画生の自己紹介、
1分50秒で合図のベルを鳴らすはずの阿部さんもつい、
ベルを持ちながら鳴らせずにいる場面も。



日常的に企画をしている人から、
今回初めて企画について考えた人まで、
発表形式や立場、定義の仕方も様々でしたが、
「面白いことを企てたい」
「自分自身を成長させたい」
という同じ目標を持ち、集まった企画生の熱が伝わって来ました。
今年の募集で集まった116人から選ばれた32人。
貴重な1席の意味を阿部さんから伝えられ、
最後まで楽しみながらやりきることの大切さを感じました。


原体験こそ、原動力。


映画「アイスと雨音」、「君は君で君だ」のプロデューサー、
ドキュメンタリー番組「未知との対話」などを手掛けている阿部さん。
そんな阿部さん自身の働き方のお話からスタート。
中学時代、「誰の思い出にも自分はいない」と孤独を感じ、
そんな自分を変えるためにアメフトを始めて見えた、
自分のプレーで気持ちが繋がる「一体感」。
誰かと比べるのではなく、自分が何をしたいのか、
常に手段と目的を見つめ、自分から行動して、チャンスを掴みとること。
「待っていても、はじまらない。」という信念には、
阿部さんのこれまでの人生が現れていることがわかりました。


才能とは、掛けた時間。


事前課題で提出した企画生のコピーがホワイトボードに貼られ、
一人一人が「自分自身が心を掴まれたコピー」に投票しました。
胸を打つコピーが多く、皆さん投票に悩まれていました。


票を集めたコピーには、言葉の外にある情報が
ワンフレーズに内包され、受け手に共有されていると言います。
「次は自分の企画を!」と、悔しさを滲ませた企画生たち。
コピーのフレームから、企画書の書き方まで教わった「言葉の企画」。
あっという間に3時間が過ぎていました。


講義の詳細は、こちらの記事でも。
コピーライターじゃなくても知っておきたい、心を掴む言葉の作り方


講義後は懇親会「アフター企画メシ」へ。
課題の「感想戦」があちこちで行われていました。
半年間の企画メシを通して、1人1人がどのような企画を生み出すのか。
どのように成長していくのか、とても楽しみです!



次回は、菅俊一さんによる「観察の企画」です。



ライター:渡邉裕哉
写真:八木伸司
Web協力:KNAP