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企画でメシを食っていく

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2018.12.26

「企画メシ2018」総括レポート!


10/13(土)企画メシ総括【自分の企画】

「企画メシ2018」もいよいよ最終回。
10/13(土)に行われた【自分の企画】の様子を含めて、
4期企画生たちと主宰の阿部広太郎さんと過ごしてきたこの半年を
「BUKATSUDO」スタッフ・平賀からレポートします。


企画メシ2018に至るまで。


「世の中を楽しくするための企画力をはぐくみながら、
仲間を見つけられる場をつくりたい」


そんな強い思いをもったコピーライターの阿部広太郎さんが、
BUKATSUDOを会場として2015年に立ち上げたのが
「企画でメシを食っていく」(通称:企画メシ)。
企画メシの魅力は、現場の第一線で活躍する豪華ゲスト講師陣が、
企画生より少し“先輩”の30~40代前後であること。
そして、コンセプトに共感し、野望をもった同世代が集うこと。


3月、4月に説明会を兼ねて開催されたプレイベントを経て、
100名を超えるエントリーの中から4期生が生まれました。


課題提出と講義を繰り返してきた半年間。


今年は、言葉→観察→公務→編集→コンテクスト→テレビ→スタイリング→
映像→AR→コラム→食 という流れで毎度異なる世界に飛び込み、
難解な課題に息つく間もなく挑戦しました。


企画書にまとめたり、動画やWEBサイトを実際につくって発表したりと、
講義を重ねるたびに成長と新たな刺激を感じ合っていた面々。


(このあたりは、ぜひ講義回のレポートをご覧ください!)


講義日以外も“企画メシ”な日々。


7月には、有志メンバーで金沢HATCHiでの企画合宿に行ったり、
講義日以外にも個別で集まって課題の相談をしあったり、
企画コンペに応募することやイベント開催など、
多忙ながらもそれぞれが濃密な受講期間を過ごしていました。



9月頭には、阿部さんと4期生が出演した「中間報告会」には、
企画メシに興味を持った100名超もの方々が
下北沢の本屋B&Bに集まる、なんてこともありました。


言葉の力、なのか、はたまた“人の力”なのか。下北沢B&Bでのイベントレポート



最終回は「自分の企画」。


そして迎えた10月13日。
「これから自分はどんな企画をする人になりたいか」という課題に対し、
いままでの自分、そしてこれからの自分に向き合ってきたその思いを持ち寄り、
少しそわそわした空気でBUKATSUDOに集まりはじめる4期生たち。



阿部さんのスライドで各講義をふりかえり、
これまでのたくさんの学びを思い返したあとは、いよいよ課題発表です。


ひとりずつが前に立ち、3分間での「宣言」。
全員ではじめて顔を合わせた初回と、風景こそ同じではありますが、
それぞれの表情は半年前とは確実に変わっていました。



進みたい道を見つけた人、
今の場所でさらに高みを目指す人、
正直な悩みをぶつける人……。


仲間たちの宣言を受け止めあう自然な空気も、
たしかにこの半年で育まれたものでした。


最後のアフター企画メシは【決意の卒業太巻き】。


講義後は、最後のアフター企画メシへ。


1期のときから毎講義後に開催してきた交流会「アフター企画メシ」。
今期は、食の企画に取り組みたいメンバーを中心に
「アフター企画メシの企画」も盛り上がっていたので、
食べているときの楽しそうな雰囲気がとにかく印象的だった4期生。


最後のメニューは、11回目「食の企画」の課題。
「企画メシ2018のみんなで、最終回に食べたい料理と、その料理名を考える」で
提案された企画をベースにした【決意の卒業太巻き】。



お土産を持って駆けつけた1~3期の卒業生や、
毎回の記録写真を素敵に撮影してくれたカメラマンのみなさん
そしてBUKATSUDOのスタッフも一緒に、
各自が思いを込めて巻いた太巻きにがぶっとかじりついたのでした。


撮りためてきたオフショット満載のフォトアルバム「青写真」と、
4期生の個性が結集したオリジナルTシャツのサプライズなプレゼントも。



終わった解放感と隔週では会えなくなる寂しさが混ざりあい、
なんともいえない別れ難い空気がみんなを包みそうになったそのとき、
「企画でまた会おう!」とあかるく解散したのでした。


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その一週間後。
昨年の卒業生である3期生たちがBUKATSUDOに集合し、
卒業当時から決めていた【1年後の企画】が実現しました◎


阿部さんも見守るなか、昨年発表した「自分の企画」をベースに、
この1年をどう過ごしたかを共有し、これから1年をどう過ごすかを宣言。
来られなかったメンバーもハングアウトで参加し、近況を伝え合う様子に、
半年間おなじ講座に通っておなじ課題に取り組んできた仲間とのつながりは、
見えていないときがあっても、消えてはいないのだなと嬉しく思いました。



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さらに2か月後。
一昨年の卒業生である2期生たちも、忘年会企画でBUKATSUDOに集合。


卒業後の2年間をふりかえりながら、
2期生同士で、「編集の企画/テストの企画/トークの企画」と
得意分野の講義&ワークが繰り広げられました。
気になること、やりたいことを臆せずに伝えられ、
応援しあい、つきあってくれる仲間ができた。
2年経って、それをあらためて心強く感じているという、そんな声も聴けました。



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そんなわけで、2018年の企画メシシーズンも幕を閉じました。
企画生たちのこれからを応援しながら、
「企画メシ2019」の来春開講に向けて早速準備が進んでいます。
春が近くなるころにはお知らせできるかと思いますので、ぜひご注目ください!





【企画でメシを食っていく2018/Special Thanks(敬称略)】
講師:観察の企画 菅俊一、公務の企画 脇雅昭、編集の企画 畑中雅美、コンテクストの企画 渡邉康太郎、テレビの企画 佐久間宣行、スタイリングの企画 伊賀大介、映像の企画 東市篤憲、ARの企画 川田十夢、コラムの企画 鈴木涼美、食の企画 さわのめぐみ
記事掲載:CAREER HACK編集部 野村愛、田中嘉人、山本真平、白石勝也
撮影:八木伸司、友田和俊、加藤潤、高野和樹
WEB制作:KNAP 河田慎